2007年6月25日月曜日

玄関框 その1

出張、社内旅行と続いた為、
久々に建築現場で棟梁と話しました。

玄関框用の古材が届いているとのことで、
早速、見せてもらいました。
ロック邸の框は、玄関を広く感じてもらえるよう、
ちょいと複雑な形状でお願いしてあります。
楢の方は、曲がりが無く、質も今一歩。
ケヤキの方は、短い。
どちらも、ロックの目にかなわず、
棟梁もこの材ではイメージ通りには仕上げられませんとのこと。

棟梁:「いっその事、イメージ通りの形に、作り上げるかですね。」
なんと心強いお言葉。
ロック:「やっていただけますか?」
棟梁:「やりましょう。社長にどんな木があるか聞いてみますね。」

ここまでの棟梁の仕事ぶりからみて、
きっちりと造り込んでいただけそうです。
しかし、どうやってあの希望通りの形にするんだろ?

和室 その1

「和室の床板は何にします?」
突然、棟梁に聞かれました。

正直、こんなに早く和室のことを聞かれるとは想定外でした。
自分の中では過去に完成見学会で見た「サクラ」のイメージが
頭にこびり付いているのですが・・・そうとは言えず。

「どんな木を使えば落ち着いた感じが出るでしょうか?」
と逆質問してしまいました。
(決して試したわけではありません。棟梁すみませんでした。)
「サクラなんていいんじゃないでしょうか?落ち着いた良い雰囲気になると思います。」
って、棟梁。私の考えてることわかるの?

ケヤキと言わなかった棟梁に1票。
自分の記憶に1票。
ということで、満票で「サクラ」に決定!
(他の人は投票権がないのか・・・^^;)

でも、床壁の色は密かに「ジャパニーズブルー(藍色)」を考えているんですけど・・・

2007年6月23日土曜日

玄関 その1


今日はアルミサッシが順次取り付けられています。

ロック邸は天然木の家ではあるのですが、
外観は窯業系サイディングであり、外観からは「天然木のおうち」とは
誰も気づかない風に仕上がる予定です。
(ロック邸は準防火地域に建築中です。)
我が家の玄関ドアは、耐火仕様アルミ製ドアなんですが、
シルバーストライプに、ウッド調のパネルが入ったデザインのものをチョイス。
玄関前で、さりげなく中の天然木仕様を表現したつもりです。

ドアをゆっくり開けると、
奥に広がる勾配天井が帰宅する者(訪れる者)を懐深く招き入れ、
足元には洗い出しの床とコントラストを為す、存在感のある「ウエンジ」の長尺無垢板がお出迎え。
右側には天井まで伸びたケヤキの7寸柱が安心感を示し。
正面に飾られたステンドグラス(山の神作)と、曲線を描く玄関框がさらに家の奥へと誘う。

というような空間になる予定です。
私の文章力ではちょっとイメージが湧かないかもしれませんが、
玄関の床面の一部に天然木の一枚板を敷くという大胆で、
ちょっと他にはない玄関スペースに仕上がる予定です。

玄関ドアが取り付けられ、ウエンジが取り付けられましたが、
どちらも傷防止の為、即、養生シートが掛けられており、
今のところ、全く雰囲気は出てません。w

2007年6月22日金曜日

設計さんがやってくる。

よくわからないタイトルですが、
建築現場に設計さんがやってきます。
なにを大騒ぎをと言われますが、
実はうちの設計さん、着工を前に、寿退社されたんです。^^;

内装とか、照明とか、細かい部分は全く決まっておらず、
設計さんからのアドバイスなしには、
イメージをバランスよく具現化できそうもありません。
(それくらい彼女を頼りにしてます。)

「ここは埼玉から、交通費払って呼び出してくれと。。。w」
専務にお願いしました。

なんと、さすがヤマヒデ。
ロックさんがそう言うならと、設計さんを埼玉からご招待。^^

7月2日、月曜日。
立体化した、ロック邸を見て、なんていうのかな?
今から楽しみです。

2007年6月18日月曜日

大工スタッフ

11月中にはどうしても入居完了。
これがロック家が出したヤマヒデへの条件。

しかも、完成展示会を行う予定とかで、
急がないといけないらしい。
そこで大工シフトを姉御の一存?で調整し、しばらくは
4名で仕事を進めてくださるとのこと。

で、メンバーはというと、
棟梁・・・ロックより年下で山の神と同い年らしい。若手NO.1の棟梁。(ロック家ではそういうことになってます。)
経験とアイディアは豊富。黙々と仕事をこなす態度も職人気質で心地よい。無理難題に立ち向かうべく、姉御が送り込んだスペシャリスト?
Mr.T・・・キャリア豊富な伯父貴。話す時に見せる笑顔がよい。棟梁とのツープラトン体制で、早期竣工の切り札?
若様Y・・・洗濯機クラッシュで厄払いを一身で背負ってくれた男。今時の若者という風貌だが、シャイで、なかなか努力家?
若様K・・・ハニカミ王子ならぬ、はにかみ大工。笑顔がさわやかなナイスガイ。いいとこの坊ちゃん?

厄介な施主だと思いますが、見放さずよろしくお願いします。
あと、しょっちゅう顔を出しますが、
皆様を信用していないわけありませんので、ご容赦ください。
末永いおつきあいをお願いします。

2007年6月17日日曜日

床材選び その2

今日は日曜日、大工さんはお休みです。

ヤマヒデさんからいただいたサンプルは今、家に並べられてます。
メイプル、チークの登場で俄然家づくりに気合が入ってきたロックです。
(なぜ木にそこまでこだわるの?って方にはもうしわけありません。)

子供たちにも自分たちの部屋の床材を選ばせました。
自分のことは自分で決める。これがロック流です。
息子の方は、「バニラローズ」を選びました。未だ正体不明の木ですが、ロックは「ライトオーク」と睨んでます。
娘の方は、「サクラ」を選びました。彼女は息子とは違い、真面目に?ヤマヒデの完成見学会に通っていたので、迷いなく選んだようです。
親から見ても両者ともなかなかのチョイスだと思います。

夫婦の寝室は、二人の意見が一致し、「ラケットローズ」を選びました。これは世界3大銘木の一つ。「ウォールナット」に間違いないはずです。PCコーナーを含むクローゼットには「オバンコール」を選びました。

2階のホールは「ゼブラウッド」、2階WICは「レッドパイン」、洗面脱衣室は「パドーク」、トイレは「ブナ」を選びました。

2007年6月16日土曜日

床材選び その1

今日は、会社の重大行事があり、無事大役を果たしてきました。
連日、緊張の嵐です。
仕事のブログではないので。。。^^;

実は昨日、大工さん達が棟上に汗を流してる間、
色々なサンプルを見ながら、社長、姉御と話す時間がありました。
姉御にはいつも気も使わせてますし、本当にお世話になりっぱなしです。
ロック:「ケヤキの無垢柱を入れていただけるとは驚きました。ありがとうございます。」
社長:「ちょうどいいケヤキがあったから。^^」
姉御:「今日(15日)はある程度床材を決めてしまいましょう。」
姉御:「今、用意できるのがこちらのサンプルです。お気に入りのなんとかローズもあります。w」
(ロック夫妻サンプルを覗き込む・・・)
ロック:「メイプルって今無いのですか?(だめもとで・・・)」
社長:「あるよ。」
(社長がなぜかうれしそうだ。)
ロック:「我が家は幅広タイプが好きなんですけど・・・(おいおい調子に乗って)」
社長:「出せますよ。」

「玄関ホール」に「メイプル幅広タイプ」採用決定。
社長すごすぎです。
早い段階であきらめていたメイプルの玄関ホールが突然実現です。

姉御:「メイプルがあるなら、リビングもメイプルにしましょう!」
(この提案は提案というより、姉御からの援護射撃とみた。)
ロック:「1階がメイプルばかりになってしまうので、リビングは落ち着いた雰囲気でいきたいのですが・・・」
社長:「ここにはサンプルないけど、チークがあるよ。あとでサンプル持ってくるわ。」
ロック:「チ、チ、チークですか、いいですね~~。」
(ロックはチーク大好き人間です。)
さらに、「以前見せていただいた西インターの家みたい幅広タイプなら尚いいですね。^^」
社長:「用意します。」

当然、建築代金には含まれているわけなんですが、ヤマヒデはもともとが材木屋だけに、
リーズナブルな価格での提供だと思います。
(価格については感じ方に個人差があるので表現が難しいです。)
この段階で、隠し玉的に希望の樹種が出てくると、なんだかすごくうれしいです。
あと、トップの方に「いいですよ。」とか、「わかりました。」って言っていただくと、
すごく安心感があります。
ただ、ヤマヒデと言えども、
使いたい樹種がどうしても手に入らない場合もあるとのことなので、
何事もめぐり合わせなんでしょうか?

2007年6月15日金曜日

上棟式

待ちに待った6月15日 大安
会社も休みを取り準備万端。w
降水確率80%雨の天気予報だったのですが、
全く、雨は降りませんでした。
おかげさまで順調に上棟が進みました。
棟梁は雨を覚悟してたそうで、随分喜んでおられました。

親戚の人はもちろん、ご近所からもお祝いをいただき、
本当にありがとうございました。

慣れないことばかりでスケジュールに追われ、
朝からあっと言う間の一日でした。

大工さん、ヤマヒデスタッフ他お集まりいただいた方々
行き届かない点がありましたことお詫び申し上げます。
そして本当にありがとうございました。

写真のアップの仕方がわからずお見せできないのが残念ですが。。。
我が家の大黒柱は1尺の杉柱です。(社長にお任せPLAN)
他にも、玄関ホールに7寸のけやき柱が入っています。
(これも社長にお任せPLAN)
あとはヒノキの4寸です。もちろん無垢材です。

うちの父を含め、年輩者は次々に立てられる柱を見て、
ただただ頷いていました。(この光景はロックの予想通りでした。)

棟上が一段落し、いよいよ上棟式。最後の最後にサプライズが・・・
それは上棟式の祝詞を挙げていただいた、山秀木材会長。
ヤマヒデさん、そのもの。
なんと年齢91歳?なのに、元気元気。(噂には聞いておりましたが、)
自分で車を運転して、現場に現れ、
張りのある声で、祝詞を奏上していただきました。

私事ですが、ロックは立体化なった我が家と、これからの家作りへの思いに感極まり、
涙をこらえての施主挨拶をなんとかこなしました。^^;

残念だったのは、設計さんがその場にいなかったことです。
この面倒な施主夫妻が納得するまで何度も図面を引き直し、色々な提案をしてくださったのに。
貴女なしではこの日を迎えることができていないのに。。。
日を改めて、必ず、埼玉から出向いてもらいますから、覚悟しておいてください。w